「定年で田舎戻ればまだ若手」 (安松文次/64歳/男性/無職/大分県)
「定年にエプロン貰い嫌な予感」 (田辺正勝/64歳/男性/パートタイマー/東京都)

今年の敬老の日にあわせニュースになっていた「第9回シルバー川柳」入選作。
発表の中から、私のお気に入りを二つあげた。

定年前の私だが・・・・最初の作品の如く、気持ちを若く持つ考え方が大切。

それから、もうひとつのエプロンの川柳、今日の本題。
作者のネガティブな心持とは反対に、私がエプロンもらったら大喜びだろう!

主婦のお勤めの内「料理」こそは、女性だけに独占させておくには本当に惜しいものだと私は思っている。

「掃除の達人」「洗濯の達人」としてテレビのレギュラー番組は構成不可だが、
そう『料理の達人』=いや『料理の鉄人』はいつでも人気番組になりますね!

人は食べず生きてゆくのは不可能、つまり人生に必須のこと。
極論すれば掃除・洗濯しなくても死なないが、食べないと死ぬ。

さらに食が豊かになることは、人生そのものが豊かになること。
旬の素材を見つけ出し、献立を考える。 
こんな作業は、脳の活性化には最適。

もちろん何事にも基本を学ぶことは大切。ここは疎かにできない。
奥さんが先生もいいが、旦那にやさしく教えてくれる幸せ者は少ないだろうし、つい男性が横着な口出しするだろうから、まあうまくいかないだろう。
ここは料理教室に通ったほうが、男性諸氏には気が楽ですね。

「剣客商売」や「居眠り磐音 江戸双紙」などに登場する献立を、その素材の旬にあわせて再現してみるのも、サラリーマン諸氏には、極めて知的好奇心を満喫できることでしょうね。そんな料理教室あったら絶対大盛況だと思う。

定年後、男性諸氏が毎日奥さんの代わって毎日包丁を振り回すことは、奥さんも期待していないだろう。
週一回「今日は僕の番だね」と、朝食から夕食まで家族に振舞えば、これは見事な家庭サービス。

過日、外食に出かけたとき、家の近くに料理教室を見つけた。
「行って見ようかな?」と鎌をかけると「それはいいわね」と妻は、極めて好意的だった・・・さて、その意味するところは?

さーて、重さが私の手にちょうどしっくりきた「木屋の出刃包丁」 
どこにおいたか忘れる前に、料理教室に入会しましょうか!

 毎年敬老の日に向け公募している「シルバー川柳」に、9回目の今年は10,558作品の応募があり、最初に紹介した作品を含め20句が入選したそうです。参考サイト