年賀状作りを先週末に行なった。
正確に言えば、プリンターのインクが少なかったので、素材を完成させた。
素材とは「書」と「写真」
「書」というには、気恥ずかしいが、来年の干支文字「とら」を種々の書体で挑戦。
昨年から同じようなことを思い立った。
これに起き上がりこぼしの干支置物の写真を組み合わせる。

色々書いた書体で、気に入ったものを、まとめて写真に撮った。
年賀状は私の未熟な書の粗が見えにくい、真ん中にある「金文(きんぶん)」と決定!
2010年賀状の「とら」どれにするか?
以下はWikipedia「金文」より抜粋引用

金文(きんぶん)とは、青銅器の表面に鋳込まれた、あるいは刻まれた文字のこと(「金」はこの場合青銅の意味)。中国の殷・周のものが有名。年代的には甲骨文字の後にあたる。
殷は青銅器文化が非常に発達した時代であり、この文字を器の表面に鋳込む技術は門外不出となっていた。
金文は『史記』のような後世になって書かれた資料とは違い、完全な同時代資料であるためこの時代を研究する上で非常に貴重な資料となっている。
私がお手本にしたのは、西周金文(B.C.1070頃〜B.C.771年)である。

殷を滅ぼした周は、殷の鋳造技術を引き継いだ当初の金文では、成文の書式や末尾の「図象記号」がそのまま流用され、工房の継続が見て取れる。一方で、文字を整える意識はさらに洗練され、描画的だった肉厚の点画も均一の太さを持つ線で書かれるようになる。

金文銘鋳造技法の仮説
殷周金文は青銅器の内側に鋳込まれているが、どのようにして鋳型に銘を刻むのかは明確になっていない。 青銅器の鋳造法そのものは、工房の発掘によって大量の鋳型が発見されたことから
+粘土で原寸大の模型を作る
+模型に粘土を被せて切り分け、これを外枠とする
+模型を削り、内枠とする
+内枠に銘を入れる
+枠を組み立て、外枠と内枠の隙間に銅の破片をいくつか挟ませる
+溶かした銅を流し込む
+冷えたら枠を割り、青銅器を取り出す
というプロセスは判明している。
しかし、内枠に銘を入れる工程は明らかになっていない。鋳込まれた銘は字画が窪んでおり、内枠に入れた段階では字画部分は盛り上がっている。この粘土を盛り上げる技法について、さまざまな仮説が立てられている。

遥か昔、どのように作ったか容易に想像できないことがたくさんある。 
「金文銘鋳造技法」ひとつとっても、人間の英知は計り知れない。 
さて、我々は昔から進歩したのか進化したのか? それともくだらない情報に埋もれているだけなのか?