先週、T先輩から、面白いと紹介をいただいた4コマ漫画。
中小企業の実態を良く表しているとのこと・・・タイトルは「C級サラリーマン講座」

都合、3〜4軒の書店・古本屋を合間に立ち寄り、(なぜかどこにあるか?書店で聞くことにを躊躇)自分で探したが見当たらない・・・

そう思いながら売り場を眺めていると、先週買うのを我慢した、我が不良中年の師と勝手に仰ぐ嵐山光三郎氏の著書「至上最強の干物」 なぜかこれが視野に入ってくるんだな〜

今度、大きな本屋で15分探して、(一度斜め読みしたい)「C級」が見つからなかったら。 「史上最強の干物」を、購入せにゃならぬかな〜!

ネット検索なら、いずれも直ぐに探し出せるが、店員に相談せずに勝手に見つけのはなかなか苦労する。

見つからないC級の一作「日本男児」はネットで発見した!
西郷部長(貫禄のみでスピード出世した。一挙一動に周囲が勝手に感嘆してくれる)がこのタイトルの主人公です。

そして、不良中年の師の作品はこちら!嵐山光三郎の史上最強の干物―「自分で釣って、自分で開く」 (SUN MAGAZINE MOOK 別冊つり丸)
「走水のあじ」は「関あじ」に劣らぬ一品とのこと。

さて、どちらを先に私は購入するのだろうか?

サラリーマンほどユニークな人種はいない」 山科けいすけ
 あなたはサラリーマン、ですか。かくいう僕も実はいまから、10数年前、サラリーマンだったんですよ。
 漫画家を目指していたので立場はアルバイトでしたが、一般の社員と同じように毎月のノルマが決められた営業マンでした。規模や業種を問わず、どんなところでも営業に飛び込んでいったので、会社ってこんなにたくさんあるのかと感心すらしてしまいましたねえ。それも数だけでなく、それぞれの会社によって姿カタチ、内容がまったく違っていて、面白いもんだな、と。よし、これは将来ぜったいサラリーマン漫画を描いてやるぞと決意しました。そんな経験から生まれたのが、この『C級さらりーまん講座』なのです・・・
 短いサラリーマン生活でしたが、客観的に眺めてみるとサラリーマンほどユニークな人種ってないと思います。同じ業種や業界でしかわからない言葉や習慣があって、それが会社単位、さらに部や課にまで独自のものかある。当事者同士ならいたって自然で普通なことでも、外から見てるとすごくヘン。日本ではほとんどがサラリーマンなんだから、考えてみるとこれはもう多民族国家ですよ、ね。

 サラリーマンの友人と飲んで「こんな面白いことがあったんだよ」っていう話を聞いても、そのまま漫画のネタになるということはあまりないんです。それよりも、なんでもない上司のクセとかOLのしぐさとか、本人たちが気づいてないような所がやっぱり面白い。ちょっと視点を変えれば、自分の会社(や社会)がなんて面白い世界だったんだって気付くかもしれない。『C級さらりーまん講座』のテーマはこんなところにもあると思います。

 今回、『C級さらりーまん講座』がCD-ROMになるにあたって、あらためて「4コマ漫画はリズムだ」って、実感しました。描く立場としては、4コマ漫画はストーリー漫画に比べてコマの制約は多いし、とくにネーム(セリフ)には最後の最後まで悩まされます。でも、そうして生まれた4コマならではの独特の間というか、リズムはアニメでは出せないでしょうし、アニメになれば、たぶくんそれはもう原作の意図とは違った作品になってしまうと思います。CD-ROM版『C級さらりーまん座』では、そんなひとコマひとコマのリズムを楽しんでいただければ
、と思います。(談)                             

山科けいすけ 1957年、東京生まれ。在学中、就職内定するが、漫画家になりたくて入社寸前に辞退。卒業後はアルバイトをしながら執筆、デビューを果たす。あくまで4コマ マンガにこだわり、その可能性を広げつつある。 CD-ROM版『C級さらりーまん講座』