ちょっと調べてみると「缶詰」という原理がなかなか素晴らしいことに改めて気が付きました。

ナポレオン時代の1795年、時のフランス政府は軍兵士のため、壊欠病などにならないよう栄養豊富で新鮮な食物提供の目的で、軍携行食物の開発に12,000フランの賞金を懸けたそうです。

そこで登場するのが「缶詰」。
この「缶詰の原理」を発明したのはフランス人のニコラ・アペールという人です。
1795年から開発をスタート1804年に「缶詰」の製造原理を発明したと記録にあります。
「缶詰」は200年の歴史があるということですね。

★ ニコラ・アペールの発明を正確に表現すると「瓶詰」フランスの新聞「ヨーロッパ通信(1809年2月1日付け)」に次の内容の記事が掲載されている。「アペールは季節を容器に封じ込める技法を発見した。この技法を使えば、季節に影響なく、春夏秋がびんの中で訪れ、農産物が畑のある状態で保存できる」 「真空詰めした食物は殺菌加熱すれば長く保存できる。加熱が偉大な自然殺菌者である。如何なる防腐剤も殺菌剤も熱にはかなわない」という発見のもとで、缶詰の基本原理を発明した。アペールは食品保存の原理発明で政府から12,000フランの賞金を獲得!その後、1810年、英国人ピーター・デュランがブリキ缶詰方式を開発した。
 
200年前にアペールの取った方法が、現在体系化された缶詰製造の理論と結果的に全く同じであったということです。缶詰における「密封」→「加熱殺菌」という一連の工程が「常温で流通保存できる」という最大の特徴を与えているわけです。

「缶詰」は明治時代、主に日本国外向けの輸出用、国内向けには軍需用として生産されていたため、庶民には普及しなかった。当時の缶詰の価格は、1缶が20銭から35銭で、白米1升が7.65銭であったことから、いかに高価な食品であったかご想像あれ。 今は安価なものは1缶100円ですね!

やたらテレビショッピングなどで喧伝される新製品・新商品より、よっぽど「缶詰」のほうがすごい。
歴史を経て、世に定着している事、物、製品にもっと目を向けるべきだと改めて思いました。

以下サイトより引用しました
http://www.seikan-kyoukai.jp/history/index.html
http://www.jca-can.or.jp/honbu/200anniv/slide/slide01.htm