「アベノミクスがよく分かる GWに読みたい経済書 」
2013/4/27 6:30
こんな記事を読まされると真面目な私(妻の嘲笑)、数ある推奨書籍から『アベノミクス大論争』(文春新書)を選んだ!

勿論「最低限・最短・最小・安価」が専門外分野での人生における対処指針?!である。選択に至る顛末は・・・
記事から主要な背景を私なりに理解・・・

+アベノミクスは貨幣数量説を応用
金融政策で物価の変動をコントロールできるという考え方の根底には、物価の変動は通貨供給量に応じて決まるとする「貨幣数量説」あり。
アーヴィング・フィッシャー、ミルトン・フリードマンなど関与。

「中央銀行が将来の金融緩和を約束するインフレ目標を設定すればインフレが起きる」(1998年ポール・クルーグマン)

クルーグマン提案を「政策レジーム・チェンジ」と高く評価する識者もいる。 (レジーム・チェンジ?安部首相の好きなフレーズですな)

日本国内では、リフレ論争の発端となった岩田規久男と翁邦雄(京大教授、当時日銀の課長)の間の「マネーサプライ論争」(1992〜93年)が有名だそうだが、当時私には、知識も興味も無かった。

 クルーグマン理論の土台となっている「代表的消費者の最適化行動」には根拠がないと吉川洋・東大教授は言う。

リフレ派「デフレこそが日本経済の長期停滞の原因であり、デフレを止めるためにマネーサプライの増加を求める」立場

反リフレ派「デフレは長期停滞の結果であると考える」立場

<反リフレ派>
「リフレ政策の効果は限定的あるいは短期的」
「モノの値段は上がっても、給料は上がらない」
「日本のインフレは円安・輸入インフレ」
「それでも国債は暴落する」
「築き上げた中央銀行の独立性をあえて壊す愚」
「国内の金融市場の専門家にリフレ論を信じる人は少ない」
「日本経済は難病を患っている状況」
「長年の円高・株安も構造的な問題に起因するもの」
「小手先の金融緩和だけで抜本的な解決は望めない」
「日本経済再生には規制緩和や構造改革の実行しかない」

従来の仮説は学界・中央銀行サークルの多くの人に共有されてきたが、「こうした楽観的理念はリーマン・ショックで世界経済が奈落の底に突き落とされるような急激な景気後退に直面したことで、ほぼ完全に粉々になった」というのが、世界の潮流。(インフレ目標政策に対する弔辞・ジェフェリー・フランケル)

さーて、概略を理解した上で・・・

+アベノミクスの全体像をつかむ
 『アベノミクス大論争』(文春新書)と『日本経済の行方』(日経プレミアプラス)推奨。両書ともにリフレ派と反リフレ派の論客を登場。前者は憲法改正、安全保障、皇室問題などにも話題を広げ、安倍政権の目指す方向と課題を網羅している。

ということで、『アベノミクス大論争』(文春新書)を購入いたしました!