今日は私の好きなミケランジェロについて。
独学のミケランジェロ、気の遠くなるような努力をしたようです。
ミケランジェロ自身が本業と考えていた彫刻分野。にもかかわらず、様々な分野で優れた芸術作品を残したその多才さから、レオナルド・ダ・ヴィンチと同じく、ルネサンス期の天才ですね。
ミケランジェロは存命中から「神から愛された男 (Il Divino )」と呼ばれることすらあり、当時の人々からは偉人として畏敬の念を持って見られていた。
でも、自分の好きな世界だからこそ、他人は下積みと称する期間も、没頭して作品作りに勤しんだと思います・・・
システィーナ礼拝堂天井画は『創世記』の九つのエピソードを主題として構成されており、描かれている人物像は300を超えている。これらのエピソードはさらに、「人類創造」、「楽園追放」、「ノアとその一族に仮託した人類の現状」の三つに大別できる。

道徳的、宗教的な検閲はミケランジェロについてまわり、「わいせつ美術の考案者 (inventor delle porcherie )」とまでいわれたこともあった。16世紀の対抗宗教改革が推進した、絵画や彫刻の裸身を隠そうと試みる悪名高き「イチジクの葉運動」は、ミケランジェロの作品が契機となって開始されたものである。

ミケランジェロの私生活は禁欲的なもので、弟子で画家、伝記作家のアスカニオ・コンディヴィ (en:Ascanio Condivi) に「自分は金持ちなのかもしれないが、つねに質素な暮らしを送っている」と語っている。コンディヴィは、ミケランジェロが食べ物や飲み物に無関心で「楽しむためではなく、単に必要にせまられて」食事をとり、「服を着たままで靴も履いたままで眠り込むことがよくあった」としている。このような習慣を持っていたこともあって、ミケランジェロは私生活で他人から好かれる性質ではなかった。ミケランジェロの伝記を書いたパオロ・ジョヴィオも「洗練されていない粗野な人柄で、その暮らしぶりは信じられないほどむさ苦しく、ミケランジェロを信奉していた弟子たちの生活もひどいものだった」と記している。ミケランジェロは本質的に孤独を好む陰鬱な性格で、人付き合いを避けて引き篭もり、周囲にどう思われようと頓着しない人物だった。